入管と税関および県警 100116

行政書士 早川義裕 **************************
【行政書士早川義裕 事務所紹介】   日本人の相続はもちろん、 国際相続(渉外相続・外国人の相続)に関する
   遺言書作成 から 相続財産分割 までのお手伝い。 
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何年か前のことですが、私が宮崎県に仕事で長期間滞在していた時の事です。

福岡空港の入管から電話がかかってきました。

今日本に入ってきた外国人某を知っているかとの問い合わせでした。

知らないと答え、なぜかと問うたところ、某は以前私に入国のための在留資格申請をしてもらったと言っているとのことでした。

その後30分程のちに、今度は税関から電話がありました。

やはり同じような質問でしたので、先ほど入管からも電話があり、同じような問い合わせがありましたと答えました。

どうしたのかとこちらから問い合わせても、答えてはくれませんでした。

さらにそのあと、今度は福岡県警から電話がかかり、県警まで来てほしいとのことでした。

いろいろ話を聞いたところ、某が麻薬不法所持で捕まったことが判明しました。

その後警察や検察からいろいろ聴取を受けました。

私は日本での密売人ではないかと疑われたようで、某からはたいへん迷惑を受けました。

すべての外国人が悪いのではありませんが、まったくとんでもない外国人もいます。

幸いに、その後は今のところこのようなことはありませんが、入管申請手続きをするときには、十分な事前調査も大切です。

現在、外国人相続人について、いろいろと調査をし、これから分割に関する話し合いに入るべく準備中です。

国際相続や入管については、当事務所におまかせください。