相続人 100221

行政書士 早川義裕 **************************
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今夜は古事記について詳しい方に来ていただき、日本神話と天皇家のつながり、関連をお話していただくことになっています。

私は、以前相続関係の仕事のために2年ほど宮崎県に赴任しておりましたが、その際に神話の世界に接し、それ以来とても興味を持っています。

宮崎県の西都市には、日本神話において高天原から高千穂の峰に降り立った邇邇芸尊の墓である男狭穂塚と、妻の木花之佐久夜毘売の墓と伝承されている女狭穂塚があります。

そのほか多くの古墳があり、たいへん興味をそそられ楽しいところでした。

神武東征船出の地、美々津港もあり、様々な想像を掻き立て、昔のことを彷彿させられるものや地がたくさんありました。

その様なことを織り交ぜながら、現在の天皇家とのかかわりをお話しいただくとこになっています。

天皇の継承は男系か女系でもよいかといった議論が一時非常に交わされていましたが、最近ちょっとした火になってきた気がします。

しかし、現在皇位承継者は皇統に属する男系の男子に限られています(皇室典範第1条)が、これは側室制度というものがあって、非嫡出子(婚姻関係にない男女間の子供)でも皇位継承資格があって初めて維持できるものであり、現在側室制度がない状態のなかで男子をもうけて行くことは非情な困難を伴ってきているのが現状です。

そこに大きな問題が残されているのです。