外国人介護士と心づかい 100204

行政書士 早川義裕 **************************
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外国人介護士  というタイトルでも書きましたが、現在日本における高齢社会、福祉社会において、人手不足が深刻な状態となってきております。

インドネシアの人々が、日本各地の高齢者介護施設で研修を受けながら、介護福祉士となるべく頑張っていますが、なかなか敷居が高いようです。

インドネシアの人々は、日本人以上に周りの人々への配慮の心を持つ文化があるそうです。

日本語読解力や会話力は、来日1年程度ではまだまだとしても、その心はとても施設入居者から喜ばれているというお話を昨日聞きました。

日本人に無くなってしまったとまでは言いきれませんが、とても薄らいできた高齢者や他人を大切にといった心を、彼らはまだまだ大事に持っていることで、高齢者の方々の心がとてもほぐれてくのだそうです。

具体的には、相手を思って状況に応じて「すごいね」とか「良くできるね」といった声をかけることで、入居高齢者の心が生き生きしてくることがまま有るとのことです。

私たちには、まずは自分、自分の都合に合うかどうか、好きか嫌いか、といったことで判断しがちですが、自分も相手も周りの方も良くなるように、その様な心づかいをしたいものです。